インビザライン(マウスピース矯正)は痛みが少ないと聞きましたが本当ですか?
矯正治療に関して「痛み」を心配される方は多いです。実際、ワイヤー矯正でとても痛い思いをした方が周りにいらっしゃるのかもしれませんね。その点、インビザライン(マウスピース矯正)は痛みが少ないことで有名ですが、本当はどうなのか知りたいことでしょう。今回はそんなインビザライン矯正に伴う痛み・不快感の程度をわかりやすく解説します。
▼インビザラインは痛みが少ないです
結論からいうと、インビザラインは従来のワイヤー矯正よりも痛みが少ない治療法です。過去にワイヤー矯正の痛みが我慢できずに途中で諦めてしまった方でも、インビザラインなら問題なくやり直せるかもしれません。それくらいインビザラインとワイヤー矯正には、痛みに関する違いがあるといえます。
▼痛みが「ゼロ」ではないです
インビザラインでも歯に対してそれ相応の矯正力をかけることから、少なからず痛みや不快感は生じます。「歯を圧迫される」「歯を引っ張られる」といった感覚を覚える方が多いです。もちろん、刺激への感受性は個人差が大きく、人によっては強い痛みに感じるかもしれませんが、従来のワイヤー矯正よりも刺激が少ないのは確かです。それはマウスピース矯正で歯を動かすメカニズムがワイヤー矯正とは大きく異なっているからでしょう。
▼ワイヤー矯正が痛い理由
ワイヤー矯正では、1本1本の歯に金属製のブラケットを接着して、歯列全体に矯正用ワイヤーを通します。そのため、かなり強い矯正力を働かせることができるのですが、歯の移動に伴う痛みも必然的に強くなります。ちなみに、ワイヤー矯正では1回の調整で歯を0.25~0.5mm程度動かすことができます。
一方、インビザラインのアライナー1枚で動かせる歯の距離は0.25mm程度です。また、マウスピースを歯列全体に被せるという形で矯正力を働かせることから、ワイヤー矯正ほど強い力は発生せず、痛みも弱くなります。
▼痛みが少ない矯正を希望される方へ
矯正治療に伴う痛みをできるだけ軽くしたい、不快感の少ない矯正装置を使用したいという方にはマウスピース型矯正装置を使用するインビザラインがおすすめです。上述したように、歯の移動に伴う痛みが少なく、装置の装着感も良好です。ただし、インビザラインが適応できないケースもありますので、気になる方はまず当院までご連絡ください。インビザラインは矯正治療を行う前に、デジタルシミュレーションを行うことも可能です。
▼まとめ
今回は、インビザラインによる歯列矯正はワイヤー矯正よりも痛みが少ない理由について解説しました。インビザラインのアライナーは透明で目立ちにくいだけではないのです。そんなインビザライン矯正に関心のある方は、広島県呉市のうえはら歯科医院までご相談ください。
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