子供の矯正治療を受けさせるというのは親御さんにとって非常に気がかりなものでは無いでしょうか。矯正治療は時間もかかりますし、ワイヤーを変えた後には痛みを経験することもあります。矯正治療というとどうしてもメリットばかりが際立ってしまうのですが、今回はデメリットについてみなさんに詳しくご紹介したいと思います。

矯正治療を受けるということは数多くのメリットを享受できるのですが、残念ながらいくつかのデメリットがあるのも事実です。ただ、みなさんにご安心いただきたいのが、デメリットはきちんと対処することでほとんど問題がなくなるという点です。

まず代表的なデメリットとして覚えていただきたいのが、矯正治療は時間がかかるため、お子様の学校生活（とくに部活など）に影響が出てしまうという点です。矯正歯科治療を利用される方の多くは学生の方が多いのですが、部活で管楽器の演奏をしていたり、コンタクトスポーツを行われている場合には矯正治療のやり方に工夫をしなければいけなかったり、通院のタイミングの調整が必要になります。しかし、矯正治療のやり方によってはほとんど負担なく治療を受けることができるので、あまり心配する必要はないでしょう。

もう一つ注意していただきたいのが虫歯です。お子さんの場合には矯正器具をつけている部分から虫歯になってしまうことがあるので注意が必要です。こちらもあらかじめ治療の前に虫歯の予防処置を講じたり、ブラッシング指導を行うことで虫歯を未然に防ぐことができるので心配は無用です。

矯正治療のデメリットは対処をするとほとんど問題にならないものばかりです。不安なことがある場合には歯医者に相談して治療を受けるように心がけてください。